売買最後の手続きが「決済」です‼
おはようございます。売買取引の最後の手続きが「決済」です。
「決済」では、住宅ローンを組む金融機関の支店に買主様はもちろんですが、売主様、不動産会社、そして、登記を担当する司法書士が集まります。決済は金融機関と法務局が開いている時間帯になりますので平日の昼間になります。ご注意ください。
まず決済では、司法書士から所有権移転登記に関する説明があり、その書類に記名押印します。所有権移転登記に関する手続きが完了したら、司法書士が金融機関の担当に、「実行して大丈夫です。」とお伝え致します。
その合図をいただいてから、金融機関は、融資手続きを実行します。買主様の口座に融資金額を振り込みます。
司法書士が実行の合図をするときに、買主様は、その金融機関の払い出し伝票に、
売買代金●●万円、仲介手数料●●万円、登記費用●●万円、火災保険●●万円、、、
とそれぞれ引き出す金額を書いていきます。そして、払い出し伝票と通帳を金融機関の担当にお渡し致します。
その後は、買主様の口座に融資金額が振り込まれた後に、払い出し伝票に書いた金額がそれぞれ小分けにして、金融機関の担当がテーブルに持ってきます。決済あるあるなのですが、みんなで待っているこの時間が長いんです。約1時間前後待つことが多いですね。その間に金融機関によっては、買主様を別テーブルに呼んで、
「こちらのカードを作って頂けると年会費無料でご利用いただけます。」
「当行では生命保険も取り扱っていまして、保険の見直しをされませんか」
といって、いろんなキャンペーンやお願いをしてくるところもあります。金融機関のほうも、せっかくご縁あって住宅ローンを組んでいただいたので、いろんな商品を紹介したいと思っているのだと思います。
そして、金融機関の担当が持ってきた小分けされた金員を、売買代金は売主様に(実際は振込みをすることがほとんどです。)、仲介手数料は不動産会社に、登記費用は司法書士に、火災保険は保険担当に、それぞれ渡して支払っていきます。物件によって、支払い先が多い場合もあると思います。ここで注意点ですが、支払った後は、後から見直すことができるように通帳に何に支払ったのか必ず記載しておいてください。書いていないと、後から、
「あれ、これ何の費用だったっけ?」っていうことになります。ご注意ください。
これで「決済」は完了です。解散します。この「決済」でも、いろんな書類が増えます。なので、買主様は決済が終了した後は、全ての書類をファイリングすることをお薦め致します。1冊のファイルに、物件に関する資料、住宅ローンに関する資料、登記に関する資料、火災保険に関する資料など分けてファイリングしてください。金融機関との手続きは完了しましたが、今後、お客様によっては、不動産取得税の減税の手続き、住宅ローン控除の手続きのための確定申告などがあります。そのときにすぐ必要書類を準備できるようにまとめておきましょう。
決済が完了すると、数週間後に、決済を担当した司法書士から「登記識別情報」が届きます。「所有権移転が完了してこの不動産は●●の所有です」と証明したもので、とても大事なものなので、この「登記識別情報」もそのファイルにちゃんとファイリングしてください。なくさないでくださいね。
その他にも金融機関から、住宅ローンの支払い明細や住宅ローンに関する書類が届きます。
「またキャンペーンのお知らせかも、、、」と言って捨てずに、必ず一度は目を通してください。特に毎年10月~11月頃に金融機関から届く「住宅ローン残高証明書」は住宅ローン控除の年末調整で必要なものなので、気を付けてください。
いかがでしたでしょうか?事前審査、本審査、金銭消費貸借契約、そして、今回の決済が住宅ローンの金融機関との手続きになります。流れは把握できましたでしょうか。その都度、不動産会社の担当者や金融機関の担当者がしっかりフォロー、アドバイスしてくれると思いますので安心してください。
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