旗竿地について、、、
おはようございます。今回は、戸建ての購入を検討されている方に、旗竿地の縦列駐車場についてお話したいと思います。旗竿地とはこんな感じの地形です。(旗竿地のイラストや写真をお願いします。)広い部分が旗で狭くて長い部分が竿になります。このような地形の土地を旗竿地と言います。「竿」の部分の間口が広ければ良いのですが、建築基準法上2mは接していないと建物は建てられないので、2mはちゃんとある物件がほとんどですが、2mだと車種によっては車を入れられない、入れることができてもドアを開けられなかったりします。車を傷つけないように慎重に慎重に毎回運転しなければいけないのでストレスがたまります。余裕を持ってストレスなく車を出し入れするのであれば3mは欲しいですね。
なので、戸建てを探す際、駐車場は大事になってきます。都会では交通機関が充実しているので車を所有しない、しなくても不便ではないかもしれませんが、郊外に行けば行くほど複数の駐車場区画がある物件が重宝されます。夫婦共働きで夫婦とも通勤などで車を使うので2台分は欲しいと思っているお客様は多いと思います。その駐車場ですが、物件によっては並列タイプと縦列タイプがありますが、皆さんはどちらがお好みですか?多くの方は、駐車しやすい並列タイプだと思います。縦列タイプは、一回一回車を出し入れしなくてはいけないので面倒だったりしてあまり人気がありません。又、前面道路が狭かったり、交通量が多かったりすると、毎回神経も使うのでストレスになりますよね。なので、縦列タイプを避けるお客様が多いのも事実です。
ここからは、縦列タイプの駐車場のメリットをお伝えしたいと思います。まずは、価格です。並列タイプの物件と縦列タイプの物件では、縦列タイプの物件のほうが安く売りに出ています。建売新築住宅でも、同じ広さ、同じグレードでも、100~200万円程の差があります。車が1台しかないお客様、車の出し入れにストレスのないお客様にとってはお得ですよね。
次に、旗竿地の縦列タイプは前面道路に出るまでに距離があるので、お子様の飛び出しを防ぐことができます。子供は勢いよく玄関を出て飛び出していきますよね~、私も冷やっとしたことが何度もあります。玄関を開けてすぐ道路だと、本当に危ないです。実際に事故になっているケースもあるそうです。旗竿地の縦列タイプだと、前面道路まで距離があるのでお子様が元気よく飛び出しても止めることができます。
他には、ガーデニングを楽しむこともできます。縦列部分の幅に余裕があれば、端にプランターを置いたりしてガーデニングをして駐車場部分もオシャレに演出することができますね。私もこのお仕事をしていていろんな物件に行きますが、縦列タイプの家で駐車場部分でキレイにお花を育てている家を見たことが何度もあります。
他には、旗竿地の場合は、プライバシーを保つことができます。前に家があるので、大通りからはこちらが見えにくいです。前の家が視線を遮ってくれます。又、騒音も防ぐことができます。大通り沿いにあると車の音がうるさかったりしますが、旗竿地の物件だと、道路から距離もあり前の家が遮断してくれるので騒音の心配がありません。ただ、旗竿地の場合は、陽当たりがちょっと悪いことがあるので、事前に現地でどのように陽が入ってくるのか、前の家との距離などしっかりチェックしておきましょう。
いかがでしょうか?縦列タイプの駐車場の物件のメリットが少しでも伝えることができたら嬉しいです。これまで縦列タイプを敬遠されてきた方がいらっしゃいましたら、ぜひ縦列タイプの物件も検討されて一度ご覧になってみてください。その際は、再度お伝えしますが、
■間口のチェック‼…ご自身の車がストレスなく出し入れできる間口があるかどうか測ってください。3m以上あれば大丈夫です。ある程度の車種は余裕を持って出し入れできると思います。
そして■陽当たりのチェック‼…どのように陽が入ってくるのか、前の家との距離は十分に確保されているのか確認してください。あまり近いようであれば1階はちょっと暗いかもしれませんね。土地を購入して新築を建てる場合、もし検討している土地が旗竿地で前の家と近いとしたら、2階にリビングを持ってきても良いかもしれませんね。家族が集まるリビングは明るい2階に、寝るだけの寝室や、学校から帰ってきて夕方以降に使う頻度が高い子供部屋は1階に持ってきても、少し陽当たりが悪くても影響はないと思います。
この2点は忘れないでください。

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