古家付きで売却する？それとも解体して売却する？

古家付きの土地をお持ちの方で、売却をお考えの方は「古家付きで売るか」「更地にして売るか」悩まれるところです。

古家付きでの売却の場合と更地にしての売却の場合のメリット・デメリットを紹介したいと思います。

＜古家付きの場合のメリット＞

①解体費用が掛からない

古家付きの場合、解体費用が掛からないのが一番のメリットです。解体すると解体前に不用品の整理を行う必要がある場合もあるので、高齢者や遠方の方などには負担が大きいでしょう。

②固定資産税が高くならない

古家はほとんど資産価値がありません。そのため、固定資産税の評価が低く税金も軽減されます。

＜古家付きのデメリット＞

①更地に比べて優先順位が低い

土地を探しているかたであれば、購入後に解体する必要性が出てきます。解体費用や時間がかかるため更地の物件より買い手が見つかりにくいこともあります。

②古家の見た目の印象で損をする可能性も

古家付きの場合、見た目で良くない印象をもたれてしまう可能性もあります。

 

＜更地の場合のメリット＞

①古家付きに比べて優先順位が高い

土地を探している方にとっては、解体費用が掛かる古家付きよりも更地の方が買いやすくなります。

＜更地の場合のデメリット＞

①固定資産税が高くなります

古家を解体して更地にすると、土地の評価額が上がり3～4倍税金が上がります。なかなか買い手が見つからず長期になってしまうと、金銭的負担が大きくなってきます。

②事前に解体費用が掛かる

更地で売り出す場合事前に解体しなければなりません。また建物の滅失登記を行う必要があります。

 

古家付きでの売却の場合でも更地としての売却の場合でもメリット・デメリットがあります。

安易に解体してしまうと、再建築できない土地などもありますので、売却しようとなった場合まずは不動産会社に相談してみるのが良いでしょう。

あなたが所有している土地の売却についてベストな方法を教えてくれるでしょう。