空家管理を利用して建物の状態を維持しましょう‼
おはようございます。今回は「空家管理」についてお話したいと思います。空家を保有している方の中には、いろんな事情があって処分できない方もいらっしゃると思います。まずは、どのようなケースがあるのか挙げてみたいと思います。
1つ目は「相続」です。相続で揉めているケースはよく聞きます。自分たちではどうしようもなくて弁護士が間に入っていることも多いですね。その間は、もちろん勝手に処分できませんというかできないので、そのままの状態にしておかなくてはいけません。相続人の誰かが住んでいる場合や利用している場合は建物の維持管理は問題ないと思いますが、誰も住んでいない、利用していない場合は建物の劣化は早く激しくなります。年数が経てば経つほど劣化は進みます。ということは、建物の資産価値が下がっていくことに繋がります。
2つ目は「気持ちの問題」です。これは、相続などで譲り受けた後、自分の家はあるし、戻ってくることもないが、自分自身の気持ちの整理がついていないというものです。両親が建てて一生懸命守ってきた家、そして、自分自身が育った家でもあるし、想い出が詰まっていて処分することに気持ちが付いていけないという方は多いです。そのままにしておいたらいけないというのは分かっていても、自分の代で処分や解体することにふんぎりがつかないという状態ですね。
3つ目は「後回し」です。空家を保有している方の中にはご自身の自宅から県外などの遠方に位置しているものもあります。そして、田舎のほうの物件であればあるほど、固定資産税等の維持費が安いこともあり、気にしていない方も多いと思います。そのような場合、普段の生活に追われて、後回しになってしまいます。「解体するにしても多額の費用がかかるのでしたくない」「遠方なのでなかなか行けない」「別に今しなくてもいいだろう」という思いから、保有している物件から疎遠になってしまうことも多いと思います。
4つ目は「所有者が認知症になっている」です。不動産を売却するには、本人の意思確認が必要です。ただ、本人が認知症になっていて本人の意思確認ができない場合は売却できません。売却するには、成年後見人をたてる必要がありますが、これは、親族がする場合、弁護士などの資格者に依頼する場合があります。親族がする場合は、その所有者がお亡くなりになるまで財産の管理等を続けることになりますので精神的な負担があります。弁護士に依頼する場合は、毎月費用がずっとかかり続けることになるので経済的な負担があります。どちらにしても負担が伴うため、断念される方が多いです。
他にもいろんな理由、事情があるとは思いますが、共通していえることは、
「放置期間が延びれば延びる程、建物の劣化、傷みは激しくなり、不動産の価値は下がってしまう」
ということです。将来的には売却を考えている方、その間の維持管理の仕方次第で、査定価格にも大きく影響が出てきます。少しでも良い状態で保たせるには、しっかりと管理することが重要です。ここで「空家管理」です。近年、ニュースやメディアで「空家管理」というワードを耳にする機会も増えてきたとは思いますが、ここで改めて詳細にお伝えできればと思います。「空家管理」とはいろんな事情があり空家の処分ができない場合、所有者様、又は管理者に代わって、建物の管理を行なうというものです。今では、「空家管理」を業務として行なっている不動産会社も増えてきました。
「空家管理」を受託した不動産会社は、契約内容によって異なりますが、月に1、2回、お預かりした空家に行って、清掃、草取り、空気の入替え、水を流して通水確認、郵便物の確認、その他設備チェック等の管理業務を行ないます。そして、「管理物件」の看板を掲げることによって、不法侵入や不法投棄などのリスクも防ぐことができます。そして、豪雨や地震などの自然災害があった際も、現地に向かい、状況確認致します。空家管理をしている不動産会社は毎回の管理業務について報告書を提出するので、遠方の方も安心してお任せすることができます。
このような「空家管理」を利用することよって、建物の劣化や老朽化を防ぐことができます。「すぐには売却できない、すぐに売却するつもりはないが、将来的には、、、」という方は、ご検討してみてはいかがでしょうか?利用することによって、建物を守ることは当然ですが、特に遠方にいらっしゃる方は精神的にも安心できると思います。
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