机上査定書をあてにしたら大変ですよ、、、
おはようございます。今回は、「机上査定」についてお話したいと思います。不動産の売却を検討する際、近年では、イエウールやリビンマッチなどの一括査定サイトをご利用される方が多いと思います。この一括査定サイトは、その査定してもらいたい物件の内容を入力すると、そのエリアの情報がほしいと登録している不動産会社に情報が届きます。多いときは5、6社に届きます。すると、その不動産会社から、「査定しましょうか?」「いつ訪問したらいいですか?」と電話やメールがどんどん入ってきます。人気エリアになればなるほど、不動産会社の熱は高いので、連絡がとれるまで電話が鳴りっぱなしという話も聞いたことがあります。凄いですね、、、
そこで、「訪問はちょっと無理です、、、」とお伝えすると、「それでは、机上査定して査定書を送りますね。」と不動産会社は言ってきます。「机上査定」とは、過去の近隣エリアの事例や、現在売りに出ている同ランクの物件価格を基にして勘案しておおよその査定価格を算出するものです。
ただ、この「机上査定」は注意が必要です。
不動産会社への依頼の仕方にポイントがあります。例えば、
「売る気はないんですが、今の査定価格が知りたいので机上査定書送ってください‼」
「遊びでやっただけなので、簡単な査定書でいいから送ってください」と不動産会社に伝えたとします。実際に、そういう風に電話でお伝えしたことのあるお客様とお会いすることがあって、そのとき届いた机上査定書を見せてもらったことがあるんですが、やっぱり不動産会社の査定書もテキトーでした。査定価格も、
「査定価格1,000~3,000万円」「弊社買取価格100万円」「査定価格500万円~」
といった感じで、何も調べていないと思われるテキトーな数字が並べられているだけでした。そして、A4サイズの紙で1、2枚のものでした。事前に売るつもりがない、遊びでやっただけと不動産会社は聞いているので、ちゃんと調べても意味がないと思って、そのような机上査定書になったんだと思われます。
そのような査定書では、何の参考にもなりませんよね。
なので、ちょっとでも売却を検討しているお客様は、そのことを不動産会社に伝える必要があります。実際に、売却を検討しているが、まずは机上査定で、、、と考えている場合は、
「価格次第では売却を検討しています。机上査定書を拝見させてもらってから訪問していただくかどうか決めたいと思います。」とか
「数年後に売却を予定しています。まずは今の査定価格を把握しておきたいと思ってます。」
といったように、売却の意思があるお客様なんだということが分かれば、不動産会社は、しっかりと調査して充実した机上査定書を作成すると思います。ただ、この机上査定書も注意が必要です。不動産会社は、「どうしても自分のところで売却を任せてほしい」と思っているので、高め高めの査定額を記載してきます。びっくりするような数字を提示しているところも珍しくはありません。その査定額をみたら「こんな価格で売れるんだぁ‼」と喜んでしまうかもしれませんが、あくまでも机上です。しかも、不動産会社が物件を預かりたいために相場よりだいぶ高めの価格になっている可能性がかなり高いです。なので、あてにしないほうが良いです。
実際のリアルな査定額が知りたい場合は、次の2点を不動産会社にお伝えください。
まずは、
① その物件のメリット、デメリット
です。不動産会社の机上査定は物件の状態は加味されていないことがほとんどです。なので、リフォームしたのであれば、「〇年前に水廻りをリフォームしました」「去年、外壁塗装しました」と伝えてください。逆に、不具合があれば、「雨漏りしています」「給湯器が壊れててお湯が出にくい状態です」と正直にお伝えしましょう。お伝えすることで、不動産会社はその点もしっかり考慮しながら算出してくれます。
次は、
② 売れる価格を提示してもらうこと
です。不動産会社に、「机上査定書には売れる価格をご提示してください」「この価格だったら売れるという数字を教えてください」と伝えることで、高め高めの査定額を提示してくることはなく、具体的でリアルな価格を記載してくる可能性がかなり高くなります。
この2点を伝えることで机上査定書でも、具体的な査定額を把握することが可能になります。逆に伝えないと、全然あてにならない査定額が書かれた机上査定書が届くことになります。一番高い数字を出してくれた不動産会社がその価格で必ず売ってくれるわけではありません、その机上査定書の査定額は、不動産会社にとって何の責任も伴わない数字ですので鵜呑みにしては大変です、ご注意ください。
なので、机上査定書を依頼する際は、今回の動画のポイントを守って依頼してみてください。不動産会社はしっかり過去の事例や市場を調査して査定額を算出してくれるので、机上査定書でもある程度具体的な査定額を知ることは可能になります。
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