亡くなったご主人様の思いの詰まった家です‼
弊社の新聞広告を見て、A様からお問合せをいただきました。「今の住まいと別に不動産を持っているので売却したい」とのことでした。そして、先日、A様のご自宅に向かい、一緒にその物件に行きました。向かっている最中、車の中で物件のことを教えていただきました。その物件は、ご主人様が海を近くに感じる場所に住みたいということで、その希望を叶える物件がみつかり、購入された後、ご主人様がご自身でリフォームされていたそうです。ただ、その途中で、肺がんを患い、リフォームは中断。そして、一度も住むことなく昨年の11月にお亡くなりになったそうです、、、。
A様もご主人様がお亡くなりになってから現場には行っていないということで、久し振りだったそうです。物件に到着すると、工事道具がたくさん入っていて、本当にリフォーム途中でした。A様の話によると、「休みのたびに楽しそうに出かけてました」とのことでした。カセットコンロが置いたままでした。休憩中にお茶を飲んだり、昼食でカップラーメンを食べたりしている風景が私にも浮かんできました。A様が「一度、一緒に住みたかったなぁ、、、」と仰っていました。私も涙が出そうでした、、、。
A様の思いに応えるために全力を尽くします‼
物件内には、たくさんの工事道具がたくさんあって、A様ご自身ではなかなか出せるような量ではなかったです。「業者に見積もり取らせることはできますがどうされますか?」と聞くと、「主人の思いが詰まったものなので、自分でゆっくり片付けていきます。自分の気持ちに整理を付けながら片付けますので、待っててくれますか?」とのことでした。「もちろんです。」と伝えました。
帰りの車の中でも、ご主人様のこと、物件のこと、いろんなお話を聞かせていただきました。何度もウルッとしてしまいました。最後に「私と主人の思いの詰まったあの家を、引き継いでくれる人にぜひ売却したいので、ぜひお願いします」との言葉をいただきました。売却開始の準備ができたら、A様のために全力で頑張りたいと思っています。A様とご主人様の思いを胸に刻み、全力を尽くします。さぁ、頑張るぞ~‼
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