不動産売却を依頼する不動産会社の見極め方③④
今回は、不動産売却を依頼する不動産会社の見極め方③と④をお伝えいたします。まずは、
③訪問査定や面談時に「専任媒介」と「一般媒介」の違いをちゃんと説明しているかどうか確認してください‼
…それぞれのメリットやデメリットを説明せずに、「専任媒介」で受託しようとする業者が多いのでご注意ください。なぜかというと、「専任媒介」で受託すれば、少なくても売主様から仲介手数料をいただけるし、自分の会社で買主様も見つけることができれば買主様からも仲介手数料をいただけるからです。「一般媒介」になると、他の不動産会社が決めてしまうと、売主様からの仲介手数料もいただけなるからです。なので、専任媒介ありきの説明をするのです。「専任媒介」にするか「一般媒介」にするかは、売主様の判断になります。しっかりメリット、デメリットをお聞きになって判断されてください。もし、一般媒介の説明がなかったときは、「複数の不動産会社に依頼できる一般媒介があると聞いたことがあるんですが、、、」と質問してみてください。あやふやな回答をする業者は依頼するのを止めたほうがいいかもしれませんね。
専任媒介の場合は、2週間に1回以上の頻度で販売状況の報告をする必要があります。
次に、
④専任媒介の場合は、2週間に1回以上の頻度で販売状況の報告をする必要があります。その説明をしてくれたかどうか確認してください。
…専任媒介の場合、2週間に1回以上の頻度で売主様に販売状況の報告をする必要があります。2週間の間にどのような活動をして、何組反響があり、何組案内したのか。そして、感想や状況についてお伝えしなければいけません。宅建業法で義務付けられています。しかし、その説明を事前にしない業者がとても多いです。なぜでしょうか?答えは簡単です。面倒くさいからです。反響がたくさんあって動きがあるときは報告する内容があるので良いのですが、反響がなかったり動きがないときは報告する必要がなく、そして、報告書を作成するのも手間なので最初から説明しないのです。
「専任でお願いしたのに一度も連絡も提案もなかった」という声はよく聞きます。状況報告がないと、反響があっているのか、案内してくれているのか、ちゃんと販売活動してくれているのかが分からないので売主様は不安ですよね、、、。なので、訪問査定、面談時に説明がなければ、こちらから
「報告は書面でもらうことができますか?」
「友人は売却依頼した不動産会社から何も連絡や報告がなかったそうですが、御社はどのように報告してくださいますか?」
と、突っ込んだ質問をしてみてください。すると、業者はこのお客様は詳しいなぁ、ちゃんとしないとまずいなぁと思うはずです。試してみてください。
弊社では、反響や動きがなくても、定期的に「販売活動状況報告書」を作成し、詳細に説明させていただいております。そして、近隣の状況や、反響を増やすための提案などをお伝えしております。「販売活動状況報告書」について、詳しくお知りになりたい方はお気軽にお問合せください。親切、丁寧にご説明させていただきます。どうぞよろしくお願い致します<(_ _)>
関連した記事を読む
- 2024/07/19
- 2024/05/28
- 2024/05/23
- 2024/03/07