任意売却6つのメリット(^^)/
こんにちわ、山田です。今回のテーマは「任意売却の6つのメリット‼」です。任意売却は競売と比べてとても多くのメリットがあります。その6つのメリットをご紹介してまいります。
まず、
① 高額で売れる可能性がある‼
…競売ではどうしても低い価格で落札されてしまいます。よって、多額の負債が残ってしまいます。任意売却では相場価格で市場に売出しをするので、高額で売却できる可能性がとても高いです。高額で売却できることによって負債を大幅に減らすことができるので新生活へ再スタートしやすくなります。
② 手元に資金が残る‼
…高額で売却できると住宅ローンの残債にもよりますが、完済できて、なおかつ余剰資金ができる可能性もあります。細かな借金の清算にも使うことができます。又、余剰資金ができることにより、これからの新生活の生活費に充てることもできます。競売になると、余剰資金ができる可能性は限りなくゼロに近いです。
③ 所有者の「持ち出し負担」がありません‼
…通常の売却の場合、仲介手数料や抵当権抹消登記費用など売却にかかる諸費用は、ご自身でご用意する必要があります。任意売却の場合は、売却代金から配分していただけます。つまり、売却代金から売却にかかる諸費用を差し引いた金額を金融機関側(サービサー等)にお支払いすることになります。又、住宅ローンを滞納している場合、固定資産税やマンションの場合は管理費なども滞納しているケースが多いです。その滞納している固定資産税や管理費なども売却代金から清算できます。ただ、その場合はいくつか条件がありますのでご注意ください。
以前であれば、売却代金の中から10~30万円程度「引越し代」として配分してもらえましたが、現在はほとんどの金融機関(サービサー等)が認めていません。破産している場合に限り10~20万円程度の引越し代を認めている等、独自のルールを設けているサービサーもあるので、事前に確認が必要です。
任意売却期間中は住宅ローンの支払いがストップしている状況ですので、事前にある程度の金額を貯めておく必要があります。決済前に引越しをする必要がある以上、計画的に少しづつでも貯めていきましょう。
④ 自分の意思で売却できる‼
…競売では二束三文で強制的に売却されてしまいます。任意売却はその名の通り、自分の意思で売却することになります。売却価格についても自分の意思を反映することができます。任意売却で売り出すときの価格は、サービサーから〇〇万円でスタートしてくださいと指示がありますが、ご自身が「もう少し高くても反響があると思うし、高く売却して少しでも負担を減らしたいので△△万円で売出してほしい」ということであれば、その希望価格で売出しをスタートすることができます。自分の意思で売却を進めることができるので、前向きな気持ちで次の生活に臨むことができます。
⑤ 購入するお客様が安心して購入することができるので高く売却できる‼
…競売は前回の動画でも篠原が説明したように、物件を見ることはできません。競売資料の中の写真だけで判断することになります。その場合、やはりいろんなリスクが考えられるので、どうしても購入する人は低い価格での入札になってしまいます。任意売却は通常の売却と変わりません。通常通りの売出しを開始するので、購入を希望するお客様は、お問合せ後、実際に物件を内覧できます。実際に見て物件の詳細な内容、状況を把握することができるので安心して購入に繋がります。そして、不用品を先に処分して少しでも広く見せたり、整理整頓してキレイにしたりと、少しでも高い価格で売却できるように対策をとることもできます。
⑥ 親しんだ地域に住み続けることができる‼
…競売の場合、公告という形で業界紙やインターネットで公表されてしまい、近隣に住む人に、競売されたことが発覚してしまう可能性もあります。任意売却の場合は通常の売却と同じように売却を進めていくので、近隣の人にも通常の売却をしていると思ってもらえます。そして、任意売却では、売却後も住み続けることができる可能性があります。購入していただいたお客様に家賃を払って住み続けることになります。相談いただいたお客様の約8割の方は「このまま住み続けたい」という希望をお持ちです。「子供の校区を変えたくない」「高齢の両親と一緒に住んでいて引越しで負担をかけたくない」等、様々な事情により住み続けたいという希望をお持ちの方が多いです。しかし、この希望を叶えるためには売却価格、家賃設定、物件の状況などクリアしなければいけない点が多々あります。ただ、クリアさえすれば不動産投資会社や投資家の方に購入してもらって、家賃を払いながら住み続けることができます。競売の場合、その可能性はほぼゼロです。落札後は退去せざるを得ません。居座った場合、強制退去させられます。

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