住宅ローン解決策のひとつ‼任意売却ってご存知ですか???
多くの方がマイホームを購入する際、住宅ローンを利用されます。そして、その返済期間は30~35年で設定される方がほとんどですよね。その間、良いことばかりではなく、予期せぬ出来事が起こることも考えられます。たとえば、収入ダウン、ボーナスカット、転職、解雇、離婚、病気、親の介護などなど…様々な理由が挙げられます。そして、住宅ローンの支払いが難しくなり延滞が始まった場合、すぐに「競売」になると思っている方がほとんどです。しかし、実際に滞納が始まって競売になるまでは約1年程の期間があります。その間に、競売を回避する方法として「任意売却」があります。「競売」は聞いたことあっても「任意売却」って言葉はあまり聞いたことがないと思います。
任意売却…住宅ローンが支払えなくなり、いずれご自宅が競売にかけられてしまう前に、事前に債権者の合意をとり売却することです。
競売と比較してもメリットの多い方法です。まずは①相場に近い価格で売却できるので、残債を大幅にカットすることができます。…ちなみに競売だとみなさんもお聞きしたこともあると思いますが、二束三文で落札されるケースが多いです。ということは、残債が多く残ってしまうので、今後の生活再建が難しくなってくるともいえます。
次に②引越し代が捻出できる可能性がある。…売却するにあたって次の住まいが必要になります。引越しって意外とお金が要りますよね。敷金礼金、運送費などなど…。なかなか準備が難しい方も多いと思います。その際、債権者(金融機関)との話し合い次第で売却代金の中から配分してもらうことも可能です。ただし、今は認めてくれない債権者がほとんどです。債権者からの言い分としては、
「これまで住宅ローンを払わないでストップしていたんだから引越費用ぐらいは貯めれたでしょ?」
です。生活が苦しくなったから住宅ローンに充てていたお金も生活費に充てないといけなくなったのに、考慮してくれません、、、。ただ、そのような場合でも、購入希望者に事情をお話しさせていただき、ご理解をいただき引越し代を渡すこともできます。あくまでも、購入希望者の協力があってこその話ですが。競売の場合は、一切出ません。落札者の都合により退去を求められ、いよいよのときは強制退去を命じられます。
③販売は通常の売却と同じです。プライバシーが守れます。…周囲に知れ渡る前から販売活動に入るため、競売にかけられている等の情報を知られずに売却することができます。自分の意志で売却するので前向きな気持ちになります。競売の場合は、競売物件としてインターネットやその他の広告で掲載され近所に知れ渡ってしまいます。これまでの近所付き合いにも影響がでないとは限りません。中には悪質な不動産業者やブローカーが周囲をうろついたり、訪問してきたり、近所に聞き込みをされたといったことも聞いたことがありますのでご注意ください。
続きは次回でご説明致します‼
関連した記事を読む
- 2024/08/29
- 2024/08/29
- 2024/08/20
- 2024/08/06