★遂に決済を迎えます‼引渡しです(^^)/

　一番最後の手続きが「決済」になります。多くの買主様が住宅ローンを組まれると思うので、住宅ローンを組む金融機関の支店に皆さんが集合します。最近はコロナの件も不在で行うケースも増えてきましたが基本的には集合します。集まるのは、売主様、買主様、登記を担当する司法書士、不動産会社の担当者…です。売主様の住宅ローンが残っている場合は、その金融機関の担当者が抵当権抹消書類を持参して同席するケースもあります。売主様は買主様からいただいた売買代金からご自身の住宅ローンの返済に充てて完済することになります。

　この決済は、平日の昼間に行います。土日祝日はできません。なぜかというと、銀行と登記手続きを行う法務局が開いている時間帯に行う必要があるからです。決済自体は約1時間半程度かかりますので、融資を利用する際は金融機関での手続きに時間がかかる可能性が高いので遅くても13時半スタートになります。14時スタートになると、15時までの振込みに間に合わない可能性が高いからです(^_^;)　現場では3時が近づいててきても終わらないときは皆さんがドキドキしています(^_^;)

決済の流れについてお伝え致します。

①皆さんが集まったら、売主様、買主様が司法書士に登記手続きに必要な書類を渡し、そして、書類に記名押印などの手続きを行います。

②準備が整ったら、司法書士が金融機関に融資実行の依頼をかけます。

③住宅ローンを組む金融機関が、買主様に融資金額を通帳に入金します。

②その融資された金額を引き出し、売主様に支払います。

④売主様が代金を確認できたら、売主様は鍵を買主様にお渡し致します。

⑤売主様、買主様ともに、仲介手数料、登記費用などの諸費用を支払います。

⑥そして、決済終了となります。終了後、司法書士は登記手続きのために法務局に向かいますが、売主様、買主様はその場で解散となります。

このような流れで決済は進んでいきます。「決済」のときは初めての方は多いので緊張されると思いますが、このように、一連の流れを事前に把握しておけば、気持ちにゆとりが持てますよね。

決済が終われば、買主様はリフォームや引越しができます。家族の思いがひとつになったマイホームです。これからたくさんの思い出を作っていってください。