★住宅ローンの本審査とは、、、実は事前審査が通ったからと言って本審査も通るとは限りません、、、(-_-;)
不動産を購入する際、住宅ローンを利用される方が多いと思います。その際、売買契約の前に「事前審査」をするケースがほとんどだと思います。この「事前審査」は各金融機関の申込用紙に記入し、そして、免許証の写し、保険証の写し、源泉徴収票を合わせて提出します。そして、1週間以内には合否が出てきます。この事前審査のときは、本人の信用情報のチェック、収入に対して借入希望額が返済比率内に収まるかどうか等の確認をして合否を判断します。
そして、この事前審査が〇だったら、ひとまず安心ですので、売買契約の手続きに進んでいきます。事前審査が〇だったら、ほぼほぼその後の本審査も間違いないからです。ただ、本審査で×となる可能性も0ではありません。その可能性は大きく分けて3つ挙げられます。
本審査で×になるときってどういうとき?
本審査で×になる可能性を3つ挙げたいと思います。
①物件が建築基準法違反物件で担保としてとれないので×
…本審査では金融機関が担保としてとれる物件なのかどうかチェックします。マンションの場合は可能性はほぼ0ですが、戸建ての場合は、増築を繰り返していて今では建蔽率オーバーや容積率オーバーになっていて建築基準法違反物件になっている場合があります。そのときは担保としてとれないので物件が原因で×という結果になります。又、土地では接道条件を満たしていない場合なども×という結果になります。ただ、このような物件は事前に不動産会社が調査していると思うので、そのような物件の場合は、事前に不動産会社から「住宅ローンは使えない可能性が高いです。」と説明があると思います。
②事前審査後に新たにローンを組んでしまった。
…本審査の際は、金融機関が改めて信用情報などをチェックしますが、そこで事前審査後に新たにローンを組んでいたりしたときは、返済比率が変わったりするので要注意です。なので、事前審査がOK出た後も、融資してもらうまでは他のローンは組まないように気を付けてください。事前審査がOK出た後、気持ちが弾んで、家具や家電をローンで購入される方も少なくないのでご注意ください。
③団体信用生命保険が通らない。
…住宅ローンを組む際、団体信用生命保険の加入が必須の金融機関がほとんどです。この団体信用生命保険とは、お亡くなりになったり高度障害になったときは、ローンが完済になり、奥様やお子様にローン返済が引き継がれないというものです。本審査の用紙に記入すると同時に団体信用生命保険の告知書にも記入します。その結果、保険が通らないので×ということもあります。健康不安のある方は、事前にこの保険の審査だけを先に出すこともできるので、お気軽にご相談ください。
このように事前審査の後の本審査が否決になる可能性は0ではありませんのでご注意ください。不安のある方はお気軽にご相談ください。弊社ではこれまで多くの住宅ローンの手続きのお手伝いをさせていただきました。知識、経験、実績のある私達にお任せください、どうぞよろしくお願い致します<(_ _)>
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