空き家・古家・ボロ家を扱う不動産会社が少ない理由①
近年、社会問題になっている「空き家問題」ですが、なかなか解消されていません。その理由のひとつに不動産会社が積極的に取り扱わないというのが挙げられると思います。なぜでしょうか?3つ挙げれると思います。まずは、
①仲介手数料が少ない...不動産会社の仲介手数料は成約価格によって変わってきます。例えば、200万円の物件が成約になったときに頂ける仲介手数料は、198,000円(税込)です。3,000万円の物件が成約になったときは1,056,000円(税込み)です。手続きでやることは一緒なのに、こんなに差が出てきます。毎月ノルマで追われている営業マンたちは、どちらを狙っていくでしょうか?もちろん、高い価格帯の物件を優先的に取り扱っていくでしょう。空き家・古家・ボロ家は価格帯がどうしても低くなってしまいます。なので、取り扱わない不動産会社が多くなります。
空き家・古家・ボロ家は売れない要件が揃っている???
空き家・古家・ボロ家のような価格帯の低い物件は、古かったり、損傷が激しかったり、高台で立地が悪かったり、駐車場がなかったり等々、なかなか売りにくい要件が揃っています。なので、広告費をかければかける程、赤字になる可能性があり、お断りする不動産会社が多いのも事実です。広告費については、やはり仲介手数料が低いのでなかなか広告費がかけられないというのもあると思います。
空き家・古家・ボロ家でお困りの方は近年とても増加しています。やはり、この「空き家問題」を解消していくには不動産会社の頑張りが必要になってくると思います。弊社も、この「空き家問題」解消の一助になれたらという想いで積極的に取り組んでいます。空き家・古家・ボロ家についてお困りの方はお気軽にご相談ください。それでは、次回は、理由その②についてご説明したいと思います、どうぞよろしくお願い致します<(_ _)>
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